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JINSOブライダルカウンセラー 婚活塾ブログ

2025/09/08

若者が婚活アプリを好むわけ

 こんにちは。今日は「若者が婚活アプリを好むわけ」について書いてみたいと思います。今朝新聞を読んでいたら、婚活アプリについての記事が掲載されていて、それを読むと現代の若者の恋愛意識がよくわかり実に興味深い内容でした。

  今の若者は「目的を明らかにして最短距離で到達する」ことを大切にしているようです。そう言われてみれば最近の若者はタイパ(タイムパフォーマンス)を大切にする傾向が強いそうです。またその記事によれば、自分が属する職場や学校などで恋愛をしてうまく行かなかった時に、その後の関係性を壊すことを恐れているようです。それを防ぐためにコミュニテイーの外、つまり、婚活アプリなどを使った交際などに目を向ける傾向が強いようです。(2025年6月28日、読売新聞朝刊)

 我々の若いころは、そのような難しいことは考えずに、学校でも、職場でも自由に恋愛をして、うまく行かなければ、それで諦めればよいと考えていました。またその後の気まずさなどはやがて忘れるものであり、人のうわさも75日程度に考えていました。今の若者は、実に賢く、多少でも職場で様々なうわさを流されたり、自分の将来の為に不利になるようなことを極端に嫌う傾向があるのかもしれません。昔に比べて自分を大切にする傾向が強くなったのかもしれません。

 婚活アプリの便利さは認めますし、効率的であることも認めますが、危険性も伴うので、その部分については十分注意して欲しいものです。アプリには独身と登録しておきながら、実は既婚者であったようなケースが後を絶ちません。従って、この点については、利用者にマイナンバーカードの提出を義務付けて独身であることを証明後加入させるとか、独身証明書を提出後加入させる等厳格な管理が必要な気がします。

 あるデータによれば、既婚者の4人に1人は婚活プリで結婚しているそうです。と言うことは、現代はそれほど男女の自然の出会いの場面が少なくなって来ていることを意味しています。前述の職場や学校でたとえ男女の交流があっても、その先に起こるかもしれない不都合を気にするので、そこでの恋愛は生まれにくいということの様です。また定時後、男女の出会いのある場所や交流がある場所に出かけるかと言えば、そのような元気な若者は少ないようです。家に帰り、婚活アプリで相手を探すことが唯一の恋愛をする手段なのかもしれませんが、ちょっと暗く、じめじめした感じで、健全性からは程遠い気がします。

 最近は、男女とも、恋人がいない人が多く、中には若いにもかかわらず恋愛経験のない人もいるそうで、これもちょっと寂しい気がします。男女の恋愛は大人として生きるためにはごく当たり前のことであり、このプロセスを何回か経験しながら相手を思いやる気持ちや優しい気持ちが芽生え、人間としてのバランスが取れていくような気がします。タイパを重んじるなら、婚活アプリでも何でもよいので、自分に合った方法で、是非恋愛をしてバランスの取れた大人になって欲しいと思います。

若者が婚活アプリを好むわけ

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